今、メモリ価格は底値をついた
先週末までメモリ価格は底値でした。5月連休で2枚セットで約26000円したメモリが18000円まで下がっていました。ところが先週末は反転して19000円に上昇です。買うなら今です。
私が購入したものではないですが、主にゲーム用OCメモリもkakaku.comによれば同じような形で価格遷移しています。
誤自宅サーバーで使うメモリ
光らないメモリ。メモリを光らせてどうするのさ。非発光原理主義者としては基本要件ですが、それとは別にZen2が待ちきれなくて 5月連休にRyzen7 2700XとX470アーキでメモリにはG-SKILLの3200MHzを購入しました。正直なところですと、Zen2アーキがでたとしてもRHEL7のカーネルで動くとは思えなかったので。
Ryzenの場合はメモリ性能がシステム全体の性能に影響します。リンク先の DDR4 Memory Scaling Performance with Ryzen 7 2700X on the AMD X470 Platform ベンチマークを見てください。メモリクロックが3000MHzを境界に性能差があきらかになっています。購入時には是非とも3000MHz以上のものをチョイスしたいところですが、シングルランクとデュアルランクという区別と、その区別毎に動作可能最大周波数が異なるそうです。
誤自宅サーバーを組む場合は全メモリスロットに挿すだろうし、可能な限りの大容量で組みますのでなかなか難しいです。今回のアーキですと4枚挿しで1枚あたり16GBのメモリを入れたいところですが、4枚挿しの場合のクロックはシングルランクのメモリでも2133MHzまでしか標準スペックです。容量を犠牲にして2枚挿しでマザーボードが6層基板であれば2933MHzまでとか。ふむ。3000MHz以上はつまりOCですので安定稼働は優先課題から除外します。容量と性能優先です。
購入品 G.Skill F4-3200C16D-32GSXWB を2セット
メモリのスペックは以下の通りです。これを2セット、4枚挿入しています。
Memory Type | DDR4 |
Capacity | 32GB (16GBx2) |
Multi-Channel Kit | Dual Channel Kit |
Tested Speed | 3200MHz PC4-25600 |
Tested Latency | 16-18-18-38-2N |
Tested Voltage | 1.35V |
SPD Speed | 2133MHz |
SPD Voltage | 1.20V |
マザーボードの設定を変更してSPDなど無視して額面どおりに動かす設定にしました。1.35Vで3200MHzにして、ついでにCPUクロックも全8コア4.1GHz固定にしています。CPUクーラーは虎徹2にしました。安定稼働は未判断ですが2週間程度は連続稼働できています。
参考までにマザーボードはASUSのPRIME X470-PROにしています。これを購入する前にASRockのMASTER SLIを購入したのですが、痛恨のミスでPCIeスロットが2本しか搭載していないのを確認しておらず、急きょ購入しました。RAIDアレイボードと10GbEのNICがあり、これにビデオボードを挿す必要があるので16レーン形状のスロットが3本必要です。
X470-PROはPCIe の3本目がGen2 でレーン数4本と貧弱ではあるのですが、スロット形状は16レーンなので、再貧弱ビデオボードを挿すことが可能です。たとえば表示するだけなら1スロット幅で搭載できるGT1300です。サーバーでMLをするわけでもないのでこれで十分です。GNOMEたちあげてChromeからYouTubeも閲覧できます。
今、この構成にSATAのSSDを取り除いて、NVMEのSSDを搭載して性能向上を図ろうとしています。NVMeをそれもLinuxで扱うのは初めてだったのでそのあたりの技術的な情報は後日報告します。